「今住んでいる部屋の契約満了日が近づいていて、すぐに引っ越さないといけない。」
「急に転勤が決まって1ヶ月後には引っ越す必要がある。」
このように、慌てて引越し準備を始める方もいるのではないでしょうか?
引っ越し準備で一番心配なのは、「引っ越し費用」ですよね。
とくに春の新生活で多くの人が移動する2月~4月の繁忙期は、引越し費用が割増になって、よりお金がかかります。
転勤などで急に引っ越しがきまったという人はとくにお金の準備に困っているかもしれませんね。
今回は引っ越さないといけないのにお金がない方のために、引越し費用を借りる方法をご紹介します。
目次
引っ越しするのにいくらにかかるの?引っ越し費用の相場
引越し費用を借りる前に、引っ越しにどれくらいのお金がかかるか計算しておきましょう。
引っ越しで必要となる費用は次のとおりです。
※賃貸物件に引っ越す場合
- 物件の敷金・礼金
敷金、礼金それぞれ家賃の2ヶ月分を支払うのが一般的。敷金は退去時に修繕する費用に使ったり、家賃を滞納したときに差し引かれたりする。退去時まで使われなければ敷金は戻ってくる。礼金は大家さんに対するお礼のお金で、戻ってこない。最近は「敷金礼金無料」としている物件もあるが、内見の際は住みにくくないか入念にチェックする必要がある。
- 不動産屋への仲介手数料
不動産屋への仲介手数料は家賃1ヶ月分。引越し費用を節約するなら「仲介手数料無料」としている不動産屋を利用するとよい。ただし仲介手数料を無料にすると、紹介してもらえる物件が限られることもあるので要注意。
- 保証会社への手数料
最近では保証人を用意する代わりに、家賃保証会社にお金を払って、家賃保証をしてもらうことが増えてきている。保証人をお願いできる人が周囲にいなくても、部屋を借りることができるようになった。入居時に初回保証委託料を支払う(全保連の場合、家賃の50%)。保証委託料は返還されない。
- 家賃、管理費、共益費
入居月の家賃に加えて、翌月の家賃を「前家賃」として契約時に支払う必要がある。マンション等の共有スペースを管理するために使われる管理費や共益費は家賃と一緒に毎月支払う。家賃、管理費、共益費は物件によって大きく違うため、物件探しのときによく見ておくこと。
- 鍵の交換にかかる費用
入居者が変わると、鍵の交換をしなければいけないことになっている。カギの交換には約1万円~2万円が必要。
- 火災保険
賃貸で住む場合、火災保険の加入が義務付けられている。火災保険の費用は約1万5千円~2万円。
- 引っ越し会社への費用
荷物を運んでくれる引っ越し会社への費用は、荷物の多さ、移動距離、利用時期などで大きく変わる。単身の引っ越しなら4万円~10万円、家族で引っ越すなら10万円~30万円かかる。繁忙期には単身の引っ越しでも数十万円かかる場合もある。
- 新しい物件の家具・家電
実家から出て一人暮らしをする場合、家具家電をすべて揃えなければならない。大型電気店なら、冷蔵庫や洗濯機、掃除機など一人暮らしに必要な家電をセットにして10万円以下で販売していることもあるのでオススメ。家具にこだわりがなければリサイクルショップを有効活用するのもよい。
- その他の費用
引っ越しにかかる費用以外に、近所の人への挨拶品や部屋のクリーニング代、トイレットペーパーなどすぐに使う生活必需品の費用なども用意しておく必要がある。また、引っ越し直後の生活費もきちんと確保しておく必要がある。
家賃8万円の賃貸アパートに引越したときの引っ越し費用
もともと一人暮らしをしていた人が、単身で家賃8万円の賃貸アパートに引っ越したときの費用をシミュレーションしてみました。
※あくまでシミュレーションなので、実際の金額は前後する可能性があります。
- 敷金16万円
- 礼金16万円
- 仲介手数料8万円
- 初回保証委託料4万円
- 前家賃8万5千円(管理費込み)
- 家賃8万5千円
- 鍵交換1万円
- 火災保険1万5千円
- 引っ越し費用5万円
- 家電 追加購入なし
- 家具 追加購入なし
- その他5万円
合計73万5千円
家賃8万円のアパートに引っ越すのに、70万円を超えるお金が必要であることが予想されます。
引っ越し費用を借りる方法!安心便利なカードローンがオススメ
引っ越し費用は数十万円かかることから、引っ越し費用が足りずに困る人もいると思います。
引っ越しまで日数が残っていない人は、できるだけ早くお金を用意しなければいけませんよね。
そんなときは、お金を借りることで引越し費用を準備しましょう。
ここでは引越し費用を借りる方法を3つ紹介します。
消費者金融のカードローン
引越し費用を借りるのに一番オススメの方法は、消費者金融のカードローンです。
金利は年率15.0%~18.0%で、50万円を借りて毎月2万円返済すると2年8ヶ月で完済し、利息は約13万円となります。
とくにお急ぎの方は、即日審査・即日融資も可能な消費者金融のカードローンでお金を借りるといいでしょう。
カードローンの契約をしておくと、限度額の範囲内でいつでも必要な分だけ現金を引き出すことができます。
つまり引越し費用だけでなく、引っ越しの出費で生活費が足りなくなったときでも少額でお金を借りることができるのです。
さらに消費者金融のカードローンなら、初回申込者に限り30日間の無利息期間サービスを利用できるので、利息を節約することもできます。
引っ越しでお金がないときに、少しでも節約できるのは嬉しいですよね。
ただし総量規制により年収の3分の1以上のお金を借りることはできないので、フリーターや学生さんなど収入が低い人は、引っ越しに十分な費用が借りられないかもしれません。
銀行カードローン
現在口座をもっている銀行でカードローンの商品があるなら、そちらを検討されてもいいかもしれません。
金利は約15.0%で、50万円を借りて毎月2万円返済すると、返済期間は2年6ヶ月、利息額は約10万円となります。
銀行カードローンは消費者金融よりもたくさん融資ができて、その上金利が低いため、引っ越し費用のためのお金がたくさん必要なのであれば銀行カードローンもオススメです。
口座をもっていなくても銀行カードローンを契約することは可能ですが、契約までに時間がかかったり、振込融資に対応していなかったりするので、口座がある銀行で契約するのがいいでしょう。
目的別ローン(フリーローン)
目的別ローン(フリーローン)は、あらかじめ使用用途を伝えて、必要な資金を一括で借りることができるローンサービスです。
フリーローンの場合、お金の用途を事前に伝えなければいけませんが、引っ越し費用ならまず問題ないでしょう。
フリーローンのメリットは、なんといっても金利の低さです。
三井住友銀行のフリーローンは金利年5.975%で、同銀行カードローンの年14.5%よりも断然低金利でお金を借りることができます。
たとえば50万円を借りて毎月2万円を返済するとすると、利息は38,089円で済みます。
目的別ローンのデメリットは、使用用途を証明する書類の提出が必要なことと、審査に時間がかかることです。
さらに一括での融資となるので、カードローンのように好きなときに追加で融資を受けるといったことはできません。
自由にお金を借りたいという方は、カードローンで引越し費用を借りるといいでしょう。
引っ越し費用を借りる際の注意点
「お金を借りなくても、自分の貯金でギリギリ引越し費用を準備できる。」という方もいるでしょう。
ですが貯金ギリギリで引っ越しをしてしまうと、引っ越しするだけでお金がなくなってしまい、引越し後の生活が苦しくなってしまうかもしれません。
もちろん引っ越し後にカードローンを申し込んでもいいのですが、カードローンの審査では現住所に住んでから1年未満の人は審査に不利になってしまいます。
引っ越し費用は準備できたけど、その後の生活費が足りるか不安という人は、引っ越す前にカードローンの契約だけ済ましてしまいましょう。
【まとめ】引っ越し費用を借りたあとの返済もきちんと考えておこう
引越し費用を借りたいときはカードローンがオススメです、とお伝えしました。
カードローンで引越し費用を借りた場合、引っ越した後に毎月返済しなければなりません。
お金を借りるときは、きちんと返済し続けることができるかもきちんと考えておきましょう。
仕事をしていて、毎月の収入に余裕がある方は、即日融資も可能な消費者金融のカードローンが便利です。
利息の負担が大きいと困る人や、返済が長期化になりそうな方は、できるだけ低金利の銀行カードローンやフリーローンを検討してみてください。